こんばんは！
今日も会いに来てくださり
ありがとうございます😊
４年前の今日は、
父が転院を決め
緩和医療を
専門にしている病院での
面談に同席した日だ。
８月には
治療を目的とした病院での
抗がん剤治療を
やめざるを得ない体調のことや
治療とよべる処置が
できなくなった
主治医の
これからの父への
対応を確かめに診察に同席した。
その結果、
今日この面談に漕ぎつけたのだ。
（主治医の意向が
気に入らなかったのではなく
父の望みが叶うための方向転換である。）
父は、
いままでお世話になった
主治医宛てに
夜中から
手紙を書いていたと言っていた。
人として、
相手を想う
寄り添う気持ちがやさしい。
クリニック◯◯さん
いい出会いでありますように…
そう祈りながら
わたしも
新しい主治医宛てに
これまでの経緯をノートに
まとめていた。
自己紹介の後…
診察はいつも
父、母、弟のお嫁さんの３人で
受けてきていること
去年の５月
本人、家族皆
S状結腸がん、多発肝転移している
診察結果を聞いていること
抗がん剤治療を開始し
父は「がんは自分の一部である」と
共存を望んでいたが、
８月に腸閉塞を起こし、
S状結腸切除手術を受けたこと
数種のクスリの効果や
血液検査結果をグラフ化したり
自分の身体の声を聞きながら
父が過ごしてきたこと
クスリの副作用のこと
今年に入り２月
イリノテカン投与時に
ひどい下痢にみまわれ、
脱水症状を起こしたこと
３週間入院したことにより
歩行のための筋肉が衰えたこと
アービタックス単独投与開始
効果ありの判断で治療を続けたこと
肝臓が弱ってきていると
感じていること
８月の１カ月間で
足の浮腫が進んできていること
意識が遠退く症状のため入院し
８月２５日〜入院時より
ステロイド服用していること
次は
モルヒネを提案され
早過ぎではないか？と
お断りをしたこと
後は…
家族それぞれの
想いが伝わるといいと思い
話そうと思ったこと
今の日常の生活は
父と母の二人暮らしで
食事、お風呂、身体を保つこと等
諸々を母がしていること
週末には孫と一緒に遊び
弟家族やわたしの家族で
家の段差の見直し、手摺りつけ等
手伝いをしていること
訪問診療日に
母以外の家族の者も
同席したいと思っていること
家で穏やかに、自然に
限りなく最後まで
過ごしたく思っており
延命治療はしないこと
母の看護疲れ、
家族の応援のチカラで難しい時
一時的な入院準備のお願いのこと
息をひきとっていく時の
見守り方まで
教えてほしいと思っていること
（父に安心して過ごしてほしいから
聞きたいと思っていること）
ノートに書いたことの
大体のことは
当日の面談で
父からの話し、わたしの補足で
お話しすることができた。
晴れて、父の希望どおり
転院が決まった。
ありがとうございます。
帰りの車の中から見た景色…
「ええなぁ…」と父は言った。
視線の先には…
「収穫を待つ 黄金色の稲穂たち」
あー
思い出させてくれて
ありがとう
次は
わたしがわたしのために
黄金色の稲穂を育てるんだね
収穫をするために…
長い長い話を聞いてくださり
ありがとうございます。
真新しい今日を
ありがとうございます😊
