わたしのアンテナ~心地よく今を過ごせますように~

「あの時の私は 毎日、何をしていたのだろう?」と思うのがイヤなので、記録するという趣味である記録ブログです

逆算していたようだ

最近、お父さんが夢に出てきたり
急に あのお別れした時の気持ちが 込み上げてきたりして

あの時 出会った言葉や本のことを思い出して
噛みしめたくなったりする。


あの時はまだ、病気発覚して間もなくで

だけれども 必ずや やって来る 父との別れのこと
別れた後のことなどなど考えていた。

特に、自分のメンタルは
父に大部分 助けられていることに気づかされた。

もしも、事故などで ある日突然に 別れがきてしまったとしたら
私は きっと 長い時間をかけなければ
立ち直れない状況になっていた と思う。

少しずつ 時間を掛けて
私に受け止めるだけの猶予をくれていた様にも感じられた。

見えない 自然なチカラの "はからい"だったのかも。

そして、それを私に教えてくれる為に
父は S状結腸ガンを病うことを 引き受けて
共に時間を過ごすことになっていたのかもしれない。

父の想いを引き継いで
これからも この世界で生き続けていく
私たちの次の世代の人たちにも

幸せの受け取りかたを伝えたい そんな風に思います。


死を考えることは
今 生きていることを確認する意味もあるのかなあ。


あの時に出会った本の著者
大津秀一さん(緩和医療医)の本に書かれていた言葉

『想いは受け継がれる 人はひとりでない』
『人はその生き方を他者に刻むために生きている』

今、読み返して
あ~
ホント そうだなぁ

あの時は 父の想いを聞き逃すまいと
なるだけ 一緒に 色々 どう感じるか とか
こんな風に思う とか
メールでやりとり していました。


未熟な私の解釈しきれない部分は数知れずでしたが、

私は 私なりに 必死で
今 父に必要なモノは何か 考えていました。

常に 後戻りは無いし、選択する時間は短いし、

その中でも

やっぱり 家族と過ごす 何気ない時間が
一番 大事に感じました。

一緒に同じ食事を摂ることも この上ない
幸せだ! と思っていました。

長く なってきたので

死ぬときに 後悔しないように の25項目は
また 今度 紹介しようと思います。

一項目ずつ 父と自分とそれぞれ
クリアしてるかなぁ

なんて 思いながら 
考えたくない 死について
想像しながら 過ごしていました。

分かっているけど なかなか実感のわかないことでした。