わたしのアンテナ~心地よく今を過ごせますように~

「あの時の私は 毎日、何をしていたのだろう?」と思うのがイヤなので、記録するという趣味である記録ブログです

次のステージに生まれる為の準備期間

去年の今頃のお父さんの心境は

おそらく、自分のカラダの今の状態を保っていく事は あまり長くは続かないと感じていて
通院も難しくなって、在宅医療を選んだ。

次のステージに生まれる為の準備期間だったんだろうなぁ。

平穏無事に生ききる為に
お父さんは絶対に住み慣れた 自分の家で最期まで過ごしたいのであろうことは
考えなくても 自然に理解していたし、そうした最期を迎える為の方法は
考えたくはなかったけれど 実は、病気が発見された頃から調べていた。

どうしたいのか、最終目的の 大幅なズレがなかったのが ほんとに幸いだった。

延命治療はせんといてや の言葉も ちゃんと聞いたし、
ほんとにデリケートな話で 聞き辛いことも あえて聞いた。

ひとりで抱え込んでほしくなかったし、一緒に考えたかったし、

お父さんもさびしい気持ちでいっぱいで私達の事も心配で
眠るのが もったいない様に思っていたのか、
夜中の2時、2時半頃が起床時刻だったみたい。

誰のジャマも入らない 静かな時間を過ごしていたのだろう。

どのように生ききるか、どのように自分の在り方を残していくか
残される家族に妥協や、後悔をさせぬ様 今を大切に大切にしていたのだろう。

あの エンディングノートを時々開いては お父さんと交信しています。

あー思い出した。電話を掛けた時、
つながってもつながらんでも掛けてきてや~
なんて、面白い事 言うてたわ。

お父さん あれから約一年、何か変わった事はないですか?
私にも教えてほしいわ。