わたしのアンテナ~心地よく今を過ごせますように~

「あの時の私は 毎日、何をしていたのだろう?」と思うのがイヤなので、記録するという趣味である記録ブログです

S状結腸がん

父(69歳)が
2015年5月13日に極度の貧血で即、入院。その日の夜 輸血を行う。

5月13.14日の検査結果でS状結腸がん、多発肝転移と診断される。

ステージ4であり 手術は現状サイズでは大きすぎて不可能

抗がん剤投与し(5月25日投与開始)、経過をみてS状結腸がんの摘出手術をする予定。

肝臓は手術しないと言われる。(肝臓はある程度の転移数ならば転移箇所を取り、その後再生するとも 何処かの記事で読んだことがある。)

私の疑問は広がるばかり
知識不足の中であっても感覚的に抗がん剤は体に良くないと思っている。

主治医に聞くも、クスリは効くか効かないかは投与してみないと分からない。と
標準治療での話のみで一般論であり 個々の患者への対応は ない様に感じる。

1 本当に手術ができる状態になり得るのか?→父の場合は、幸いにも手術ができた。

2 抗がん剤副作用によって免疫も無くなり(私の想像)そのような患者に摘出手術自体できるのか?
危険ではないのか?
できたとしても今の様な体力が維持されているのか?→父の場合は、体力は やはり投与するごとに落ちていった。  

3 やりたい事ができる体のままで無治療で過ごすのが最良ではないのか?
体にキレイな血液が行き渡った今の状態がベストではないのか?
→こちらは、選択していないのでわからない。

選択は迫られていた。
正しい選択は何?

しかし、この疑問は私の疑問であって
父の意識にある疑問ではない。

何もしなければ、父は了承して 早々に抗がん剤治療は始まってしまうだろう。

私の疑問を うまく父に伝えられないまま(時間が足りなくて)
1回目の抗がん剤は投与された。




あの時の私は 焦るばかりだった。
ほんとに 何も分からないのだから。

安保徹さんの本から がんとストレスのことだとか、どういう風にがんができるのか知りながら
父と話したりしました。

その時の父の感想は 安保さんの考え方は以前から自分が思っていたこととよく似ていると
ガンは元々 自分の細胞で最初から悪いヤツと違うかったんやから、ただ やっつけたらいいもんではない。
と 言っていました。

闘うというより共存していく
という 心構えでいたと思います。