わたしのアンテナ~心地よく今を過ごせますように~

「あの時の私は 毎日、何をしていたのだろう?」と思うのがイヤなので、記録するという趣味である記録ブログです

想像をこえる 相当な倦怠感だったのだろう

『気の持ちようですか?』

そんな風に あの時
お父さんは 診察室で先生に尋ねたよね

聞きたいこと 見たいこと
感じていたいことに

フォーカスして 

"幸せのアンテナ立てて
 過ごしていた"   と思う

なのに

倦怠感が
お父さんを覆ってしまう


ガン細胞も
元々自分の細胞やったんや

切り離し 見捨てたら イカ


まるで赤ちゃんを
身ごもった 母のように 

共存していく! と

"ガンちゃん"と
名前を付けて 呼んでいた



ダルくて 
なにもする気が
起きない らしい


確か あの診察は
最後まで 診てもらえるのか
どういう 心積もりで

抗がん剤治療を終えた
患者=わたしの父を 

先生は 見ているのか を

わたしが 確かめに行った日だ


最後まで痛みのコントロール
〇〇さんの希望に沿って
薬を使い 抑えていく と


体調が悪くなった時には
いつ入院して頂いても
大丈夫です と


そう 話をしてくれた

確かに 
治療を目的とした病院なのだから
やる事は終わり

これ以上ない 最善の答えを
聞かせてくれた


こんな状況の中

倦怠感は 
自分の気の持ちようなのか? と


聞いた 父の心情
締め付けられる 思いがした


倦怠感は
病気からくるものだ と
先生は サラリと答えた……


気の持ちよう だったら
よかったのに……